シティホテルとビジネスホテルの違い

ホテル(hotel)の語源はラテン語の「ホスピタリア」で、
無償の接待部屋という意味です。

旅館業法の定める「旅館業」の「ホテル営業」とは、
“洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、
人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のもの”
とされています。

「シティホテル」は、都市中心に建つホテルです。

客室タイプは、ベッドを2台設置した2人用のツインルームが
中心で、さらにレストランやカフェ、宴会場、結婚式場、
スポーツジムなどの多種多様な施設を有しているものが多い
です。

「ビジネスホテル」は、都市の繁華街に立地する、主に業務出張客
の宿泊を想定した比較的小型で低料金のホテルです。

シティホテルよりも狭い客室を多く配置することで供給量を増やし、
また、客室以外の付帯施設は最小限の機能にとどめられているのが
特徴です。

全国規模の業界団体として、1903年創立の社団法人日本ホテル協会と
1971年設立の社団法人全日本シティホテル連盟があり、前者は
（構造上の）シティホテルおよび同等の設備を持った都市型リゾート
ホテルのみが正会員であるため、ビジネスホテルとの判別の目安と
なります。

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