130万円の壁 とは？

130万円の壁とは、サラリーマンの妻の場合、収入が130万円を超えた場合、
税金（所得税や住民税）以外に「健康保険料」および「国民年金保険料」
の支払いが必要になってくることです。

会社の社会保険に加入するか、社会保険がない会社だったら市町村の
国民健康保険と国民年金に加入しなければなりません。

この負担は129万円まではかからず130万円になった瞬間から発生する
料金です。

健康保険料は自治体によって異なりますが月額5,000円程度、
国民年金保険料は15,020円（平成23年度）で、合計すると月間で2万円、
年24万円の負担増となり、130万円超150万円くらいまでのパート収入に
なる場合は130万円未満にパート収入を抑えたほうが逆にお得という
逆転現象が起こります。

しかし、厚生年金に加入すると、年収130万円で1年あたりに
将来受け取る年金額は年間約9000円増えたり、会社の健康保険に
加入すると、加入者本人しか適用されなかった「傷病手当金」や
「出産手当金」などの給付を受けられたりするなどメリットも
あります。

2016年より一部の大企業でパート労働者に対する社会保険の
年収の壁が上記の130万円から106万円に引き下げられる見込みと
なるといわれています。

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