捺印と押印の違い

捺印(なついん)は、辞書で調べると、
「印判をおすこと。また、おした印影」
と記載されています。

一方、押印(おういん)は、「印を押すこと。
当用漢字の制定などにより、捺印に代わって
用いられるようになった語」
と記載されています。

どちらも同じ意味で使われているようですが、
違いがあったのです。

捺印は、署名(自筆のサイン)の時に使われます。

署名した後に印鑑を押すことを署名捺印と
いいます。

押印は、記名の時に使われます。

記名は、ゴム印や印字、もしくは他人に代筆して
もらい、名前を表記することをいいます。

記名した後に印鑑を押すことを記名押印と
いいます。

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