呼値が小数点になったことのメリットは？

7月22日からTOPIX100構成銘柄の株価が5000円以下のものに
小数点の呼値が導入されました。

呼値とは、売買する際の価格の刻み幅のことです。

小数点の呼値の導入によって投資家にとってどのような
メリットがあるのか調べてみました。


・約定価格の改善

投資家がすぐに買いたい場合は最も安い売り注文の値段で買うことになり、
逆にすぐに売りたい場合は最も高い買い注文の値段で売ることになります。

呼値の単位を細かくすれば、投資家はより実勢価格に近い値段で取引
することが可能となります。


・順番待ちの緩和

注文値段を細かく指定できるようになり、注文が分散されるため、
注文板における順番待ちが緩和され、約定しやすくなります。

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