ミラクルムーン とは？

旧暦8月15日の「十五夜(中秋の名月)」と旧暦9月13日の
「十三夜」は名月といわれていますが、今年は171年ぶりに
「後(のち)の十三夜」が11月5日に出現するといわれています。

これが、ミラクルムーンです。

旧暦は月の満ち欠けによる太陰暦なので、現在用いられる
太陽歴とは1年の日数(29.5×12月=354日)に違いがあり、3年で
1月ずれてしまうことになります。

このため、月を基準にしつつ太陽暦とも整合性をとる暦(太陰太陽暦)
では、2/29 のように1日を追加するのではなく、1月を加算して
調整します。

閏月はおよそ2年と8ヶ月、または2年と9ヶ月に一度の割合で発生し、
閏月が挿入されるタイミングは、月の周期で決まります。

2014年は閏月を挿入する年ですが、9月の後に閏9月が入るため、
暦の上では旧暦9月13日が2回出現するため、十三夜も2回になります。

前回、閏9月が挿入されて「後の十三夜」が出現したのは171年前である
1843年(天保14年)です。

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